公的融資とは、公的機関が提供する住宅ローンのことです。
過去の住宅ローン市場で最も多くの人が利用し続けた公的貸出ですが、税金の無駄遣いがクローズアップされ、ついに公的貸出も改革の対象となりました。
公庫からの借入は「一人(1世帯)でも多くの国民が、より快適な住居を手に入れることが重要」という日本の住宅政策を具体化する目的で生まれました。
比較的低金利で、しかも固定金利制を採用という恵まれた条件の中で多くの人が公庫からの借入を利用してきましたが、そんな住宅金融公庫も2006年度をもって廃止されたのです。
現在においては独立行政法人「住宅金融支援機構」と組織が変わっています。
しかし、公的貸出には公庫からの借入の他にも様々な種類があるので、有効な一つの手段という点では変わらないでしょう。
まずは簡単に公庫からの借入の概要を把握しましょう。
●70歳未満で毎月返済額の5倍以上の月収のある人ならだれでも申し込める。
※対象となる住宅には制限がつきますので注意が必要。土地の広さや建物の高さなど、公庫が定める建築基準を満たさなければならない。
●魅力は長期固定・低金利で借りられる。
※最も低い基準金利は当初10年間が2.30%、都市銀行の10年固定型が3.20%〜3.40%ですので、公庫金利の低さはやはり魅力的。
●の申し込み
公庫借入の申し込みは、「住宅金融公庫取扱店」と表示された銀行などの公庫業務取扱金融機関で行う。
※新築マンションや建売住宅購入借入あるいはマイホーム新築借入を利用する場合には、その物件の所在地または建設地と同じ都道府県内の金融機関になり、中古マンションや中古一戸建てを購入する場合にはその物件の所在地と同じ市町村内の金融機関ということになる。